以前、本当に痩せようと思い、プールに通ったことがあります。運動とカロリーの対応表などをみると 水泳のカロリー消費量が一番多かったので最後の手段としてプールに通ったわけです。
で、どうなったか?というとあまり痩せなかったんです。理由としては水泳のあとはめちゃくちゃお腹が 減って倍以上食べてしまうから。腹が減って仕方ないんですね。そのためいまいちの効果だったわけです。
それから水泳の消費カロリーについてのカラクリも同時に学びました。水泳30分の消費カロリーは確かに ほかの運動にくらべて高いんですが、それは休まずに泳ぎ続けた場合のことです。
ウォーキングやランニングは30分間続けることができますが、泳ぐのは相当きついです。というかほとんど 無理だと思います。水泳の弱点としては泳いだ後、疲労困憊になってしまうので、どうしても休憩しがちに なってしまうので、カロリー的にはあまり消費できていなかった、にもかかわらず腹は減るということが いまいち痩せなかった原因なのかなと思います。
どうしても泳ぐ場合は、自分より早い人が後ろからきたらコースを譲らないといけませんし、長い間プールの端 で休憩しないことというのもあるのでダイエット目的で泳いでいる人は迷惑をかけがちということも覚えておいた ほうがいいでしょう。
はっきりいって水泳でダイエットするのは難しいです。泳ぐことでおなかが減るので普段より余計に食べてしまい 太るというのは冒頭にもありましたが事実ですね。水泳選手もよく食べますが、太らないのは半端ない量を泳ぐからです。 ダイエットを目的に泳いでいる人とは比べ物になりません。
個人的には水泳で効果を出すためには1日2000m以上、週3日以上のペースでやらないと効果は期待出来ません。そして 泳ぎ方は、1つだと使う筋肉が決められてしまうので、本当は4種類すべてで行うのが理想ですが、バタフライはキツイ ので、クロール・平泳ぎ・背泳ぎの3種類泳いだほうがいいです。
そして何より、ゆっくりでいいので出来るだけ休憩は取らないで泳ぎ続けたほうがいいです。これが一番難しいかも しれないですね。水泳経験者であれば、泳いでいるうちに感覚が戻り、泳ぎ続けることは簡単ですが、水泳が苦手な 人にとってはこれが一番難しいと思います。
50mを必死に泳いで疲労困憊になってしまうようであれば休憩時間が長くなるのでその分カロリー消費ができず 運動効果もいまいちというわけなんです。水泳ダイエットはとっても難しいんです。
ただ、腰やヒザに負担がかかる極端に太っている人にとっては水泳以外の方法でダイエットは危険です。そういう方は 水中ウォーキングでもいいのでプールを主戦場にしてダイエットしたほうがいいでしょうね。
極端に太っている、あるいはヒザや腰が悪いという体型的に水泳ぐらいしか運動できない人は頑張って泳いで 痩せるほかないんですが動ける体であるのならランニングをお勧めします。ウォーキングでもいいのですが時間が 倍以上かかるので時間がない社会人や学生には向かないと思うんですね。
毎日1時間かけて10kmの距離を走るということを続けると食事制限は無視しても体重は減ります。
ただ、走るのが楽しくなってしまい、大会などを目指すようなレベルになってくるとそれ相応の体型に変化 してきます。実際にかなり走りこんでいる人、あるいはプロ方の体型をみればわかるように腕から胸やから足まで 肉が全部落ちて無くなるので、ただ細い人になりがちです。
よりよりプロポーションを目指すなら過度なランニングは禁物ということです。このあたりは鏡をみて 自分の体をよく観察しておく必要がありますね。
リバウンドせず、体型をキープできるかいなかはおそらくダイエット目的ではなく、趣味といえるような運動を もっているかどうかだと思います。痩せるための運動は痩せた途端に止めてしまう傾向があり、そうなるとまた 太るからですね。
普段の生活のなかで消費カロリーをあげるものが含まれていれば将来もプロポーションを維持することは できますが、そうでない人は遅かれ早かれ太ってしまいます。